【剣盾全国ダブル】テテフスイッチビート(PJCS本戦使用構築)
2022ルールが本格的に始まろうかというときに本戦使用構築について書いていないのを急に思い出したので忘れないうちにメモしておこうと思う。
~構築経緯~
最初はガラルファイヤーを軸にしたコントロールを組もうかと思っていたが、ブリザポスがきつすぎるのと直前の予選にオーロンゲ入りの構築が流行っていたのもあって断念した。そのオーロンゲに対して明確に有利をとれるポケモンがいいと思い、眼鏡テテフを軸としたビートダウン構築を組もうと考えた。ビートダウンに必要なS操作とパワーを兼ね備えたポケモンとしてレジエレキとランドロスを採用。上からのS操作だけでは雨等に対して打ち負けてしまうのでトリル要因としてポリゴン2を採用。この時点できついのが、メタグロス、ダイマランドロス、ポリゴン2、ブリザポスだったのでここら辺に強くなれるように残り2匹を選定していった。
~個別解説~
カプ・テテフ 控え目 236-x-44-76-4-148
この構築の要。特攻はマジシャ×2+レジエレキのエレキネット×2でよほどのことがない限り壁オーロンゲを持っていける程度。Sラインは-1レイスポスの上をとれるライン。トリルをする関係上ある程度遅めに設定した。耐久が高いことによっていろいろな攻撃を耐えてくれた。特攻を削っていても十分な火力を出してくれるので、S操作が豊富な構築のアタッカーは耐久を高めることが重要であるということを再認識した。挑発はどうしてもトリルを止めたいときや、どうみても相手が積んでくる時などに打った。これで2試合は拾ったので正解。
レジエレキ 控え目 0-x-0-252-4-252
S操作要因。テテフエレキで出したいけれども相手のドラパルトがどうしようもないという話になった時に電磁波ムンフォで解決できるのではという提案をいただき採用。一度だけ打ったがその一回を外して負けた。
ランドロス 意地っ張り 212-100-4-x-4-188
S操作要因②兼威嚇要因兼アタッカー。テテフとのS被りを避けるためのSライン。テテフ同様遅く、固くした。馬鹿力の枠は立ち回りのごまかしがききやすいとんぼ返りとの選択になったが、ポリゴン2の処理速度を意識して馬鹿力とした。
ヒートロトム 控え目 252-x-0-196-0-60
エレキネット1回でリザードンを抜けるSライン。持ち物はオボンと迷ったが、モロバレル、フシギバナに堂々と突っ張れるように防塵ゴーグルとした。対ブリザポス、メタグロス、フシギバナを担当。
ポリゴン2 穏やか 252-x-60-0-196-0
S操作要因③。雨を見たいのでDに厚めの配分。対ランドロスのために冷凍ビーム、対ガラルファイヤーのために怪電波を採用。
ナットレイ 腕白 252-0-252-x-0-4
上記で示したきついポケモンたち全員に対して詰め性能を持っているため採用。結果、3~4割くらいの試合はナットで詰めるという形になった。
~雑感~
・基本的な戦術としてはS操作を絡めながらマジシャの試行回数を稼いでいくorナットで詰めるのいずれか。戦術自体は簡単だったが、いかんせんビートダウン構築を触ってこなかったので細かい立ち回りが非常に難しく感じた。特にナットレイで詰める際の鉄壁を打つターン宿り木で回復するターン、ボディプレスで残数を減らしていくターンの判断が非常にシビアで苦労した。
・戦績は11-9でギリ勝ち越し。試合内容はあまり覚えていないが、初手サイチェン剣舞でボコされた試合、アロキュウに凍らされまくった試合、テテフで挑発を連打したら3ターンくらいで終わった最終戦はよく覚えている。
~最後に~
1年間社会人生活を送ってみて、仕事とポケモンを両立することの難しさ、というよりは社会人として同期や先輩などと遊んだり資格の勉強をする時間などによって自由時間が削られる中でポケモンを継続してやっていくことの難しさを感じました。そんな中で一生いつでもランクマにいる先人たちは本当にすごいなと思いました。頭の切り替えを素早くして無駄な時間がないようにしていきたいと思います。
一応WCS2022の権利をこそもらえましたがおそらく開催されないので、2023は開催されることを願います。GSルールは苦手なルールなので克服できるように頑張っていきたいです。
どうでもいいことですが、高校時代以来数年ぶりにポケモンのことを考えるのをやめた数ヶ月間があったのですが、僕はひたすらにスポーツをする人間になっていました。ランニング、サイクリング、スイミング、山登り、野球、卓球、ウエイトトレーニング、スキー、スノボなどなど。おおよそ週5でなにかしらの運動をするようになっていました。スポーツをしやすい環境にいったということもあるのですが、自分はだいぶアクティブな人だったんだなという発見がありました。もし、新潟のすいてるスキー場で滑りたいというスキーヤーorスノーボーダーがいればぜひ連絡ください。駅から車出します。
また、1ヶ月ほど構築相談と練習に付き合ってくださった先輩方ありがとうございました。複数人でやること自体久しぶりだったのでとても楽しかったです。
【シリーズ10ダブル】ゾンビランドイベサイクル
そんなにやりこむことができなかったが好きな構築に仕上がったので自分の観賞用に。s22 100位くらい。
環境初期はザシアン以外の伝説枠としてオーガ黒バドあたりが多かったので、ザシアンさえなんとかできればイベルタルが強く出れそうということは感じていた。ランクマで当たったザシアン+HB特殊ステロランドでサイクルするという構築をみて、イベルタルのほうがサイクルには向いてそうでは?と思ったところから構築した。
禁伝を選出しないのはこのルールにおいて致命的なので、イベルタルを選出しながらザシアンに勝てるようにすることを意識した。ザシアンに対してはイベランドツンデバレルと選出し、ステロを撒きつつイベルタルでザシアン以外の一般ポケモンをけん制。隙を見てトリルを絡めながらザシアン以外を倒していく立ち回りをすることで少なくとも五分以上には持っていくことができた。
れいせい H60 B252 C68 D124 S4
A244ザシアンの±0じゃれつく耐え、眼鏡エレキの10万耐え、デスウイングの価値を高めるためにHは低めに設定
ダイマックスがなくなったのでこの耐久ガン振りイベルタルを簡単に突破していくポケモンはザシアン以外におらず、タイトル通りゾンビと化していた。ゴリランダーやアマージョ、ウーラオスといった養分が汎用一般枠となっていたのも追い風。悪技を悪波と迷ったが、ザシアンやグラードンの悠長剣舞をとがめるためにイカサマとした。他の技はこの構築のイベルタルから抜く理由がない。
レジエレキ
ひかえめ HCs
おいかぜ最速オーガを抜けるようにしてあとは火力と耐久。
上述のようにほぼオーガにしか出さない。この枠をオーガ以外の相手にも出せるようなポケモンにすればもう少し勝率を稼げたのかなあと思っている。
のんき HB
ステロ&ザシアン無限受けだしポケモン。イベルタルの10倍くらい花粉団子を食らったポケモン。実はこっちが真のゾンビかもしれない。ゴリラガエンにも安定して投げられるのが強いと思った。
ずぶとい HB
2019によく見かけたタイプのレヒレ。無難に強い。
ゆうかん HaD
ゼルネに打ち負けないようにDに厚くした。ウルガモスの粉をかわしてゼルネを殴るために防塵ゴーグル。岩雪崩を打ちたい相手が相手のイベルタルだが、イベ相手はステロ撒いてモロバレルを前に出しておけば岩が刺さりまくるので不採用となった。ガエンを確実に削ってくれるのでとても強かった。トリルを貼ろうが貼るまいが相手のツンデに先制されてボディプレスを叩き込まれたのがとても悲しい。
おだやか HBD
かふんだんごが頭おかしい。ゴリランダーに胞子を打つかイベランドに花粉団子を打ち続けているだけなのにめちゃ強いのはさすがといったところ。
ステロを撒いてイベルタルでコントロールしながら、味方を回復させ続けていくのが基本戦術。有利不利は以下の通り。
有利 黒バド、オーガ
五分 グラードン、ゼルネ
微不利 ザシアン、白バド
無理 Wキュレム
一般ポケモンではゴチルゼル、トゲキッスorカプ・レヒレなどが辛かった。
エレキとレヒレは出す相手が固定されていたので、もう少し汎用性の高いポケモンあるいは型にすれば勝率を上げることができたかもしれない。ゴリゴリのサイクルで相手をコントロールしきって勝つ気持ちよさを7世代以降初めて味わうことができ、久しぶりにとても楽しくポケモンをすることができた。
【セイムダブルビート】雨グロス(セイム要素なし) 簡易レポ
※ボックス内では
という風に並べていたのだが、そのままボックスに複数選択で入れたらとても汚い配置になってしまった。気持ち悪い。
それなりに考えてそこそこの結果になったので簡易レポート
~構築経緯~
今回の大会で圧倒的に数が多いのは強さ、人気の観点からみてドラパだと思っていたのでドラパキッスに対してイージーウィンができるような並びを考えた。ここで、グロスでダイスチルダイアースしたイカサマ持ちポリゴン2であれば安定してドラパルトを突破できると考えを選択した。この段階で無理なのが、リザとバンドリとエルフエスバなのでこれらに対して強いかつ選出段階からにらみを利かせることのできるを選択。最後に知らない相手のびっくりどっきりメカに対するごまかしかつバンドリとエスバの火力デバフのための威嚇枠としてを選択した。
~個別解説~
意地っ張りHAd
キッスの突然のダイバーンを耐えて返すためにDに厚く振った。2020中~終盤のドラパキッスはほとんどが欠伸搭載されていたので、サブウェポンに雷パンチを選択した。実際ドラパキッスと対面した際にキッス欠伸+ドラパまもるor交換といった行動をされることが多かったので非常によい選択だった。
穏やかHbD
相手の雨や晴れに対して出していくことを考慮してD厚め。怪電波を打たなければいけない相手が見つからなかったため、ラスト1枠にはトラアタを選択。
図太いHB
ポリ2と合わせて欠伸、マジカルフレイムで場を整えてグロスにつなぐ。めんどくさい相手をごまかすことができるので対ドラパだけでなく様々な初見殺しを防いでくれた。
穏やかHbd控え目CS
ミラーに対してキングドラ守る+こご風から展開することができるのではないかと考えて、こご風を選択。あまり打たなかったというよりは雨と当たらなかったので手助けでもよかったかもしれない。ポリゴン2や耐久ニンフがいるので滅びも入れた。キングドラは特筆することなし。
意地has
トリル下でも運用することになると思ったので、Sは最速バンギを抜けるまでしか振らず、残りはHAにいい感じに分配した。技はポリゴン2に対する最大打点としてのインファイト、タスキ持ちが多いと考えたので神速、弱保起動技としてのじならしを選択。
~立ち回り~
大体以下の3つ
①でコントロール→で占め
②で残数を減らし、で滅ぶ
③(+)で残数を減らし、で滅ぶ
~雑感~
当初の予想通り、ドラパは使用率1位であり当然最も多くマッチングした。想定していた相手には大体想定通りの動きをして勝つことができていたがフシギバナ系統に対しては立ち回りが窮屈になることが多かった。ウインディをチョッキにすればよかったかもしれない。
ルール全体としてはバンドリキッスポリ2サマヨたちによる怯み急所サイチェンのコンボに加えて、カプ・レヒレがいないことに起因する電磁波トラアタ状態異常祭りとなっており、あったまる試合が非常に多かった。
ポケモンの選択、技の選択ともに想定した相手にしっかりとハマっており、特殊ルールインターネット大会ならではの喜びを感じることができた。個人的にはポケモン危機一髪みたいなプール以外にも制限をかけたやつとかあるともっと楽しめそう。
【VGC2021】PJCS2021予選使用構築 ソルガレオワルビアル
最終1757 94位
【構築経緯】
こういった火力高めのルールではトリックルームが重要であると考えており、十分な火力を持ちながらトリックルームを使うことができるかつtier1のザシアンに対して不利を取らないソルガレオを選択した。いつかの大会で結果を残していたレイスポスソルガレオの並びを試していたのだが、レジエレキやザシアンなどレイスポスの上をとってくる相手がいるとそれだけで選出ができなくなってしまった。これらの上を取り、レイスポスのようにデバフを撒けるかつ地ならしを打てるポケモンとして””を採用した。取り巻きには(アタッカー)などを採用した。しかし、カイオーガに対してボルトロスだけでは見きれなかったため、取り巻きの部分をに変えることにした。これによって相手のイベルタルが重くなってしまったこと、ソルガレオが状態異常をもらいやすいポケモンであることから、これらを改善でき、トリルアタッカーとしても運用可能なを採用した。さらに予選2週間前くらいから晴れザシアン(というよりもリザードン)が増える傾向が見られたため、明確な打点を用意する必要があった。現状ではアタッカーボルトロスしか明確な打点がなく、不十分だと感じた。そこでボルトロスをいたずらごころの耐久型、ソルガレオに岩雪崩を採用することで怖い顔+ダイロックによってリザードンを処理することにした。
【個別解説】
ソルガレオ 意地 244 HP / 100 Atk / 4 Def / 140 SpD / 20 Spe
メインアタッカーかつトリル起動要因。Sは-1のライチュウを抜ける程度で、できるだけ遅くした。Aをじならし+ダイアースでウーラオスを持っていけるところまで振り、残りはD方面に回した。場持ちをよくするためのダイスチルとダイアース、リザ、火ロトム、ボルトロス、ガラルファイヤーへの打点として岩雪崩を採用。想像通りトリックルームは結構な確率で決まり、相手の追い風に対してトリルを貼れるなど、イージーウィンできる試合も何試合かあった。
ワルビアル 陽気 52 HP / 252 Atk / 4 Def / 196 Spe
弱保起動役かつザシアン系統の構築に対するフィニッシャー。特にエレキウーラオスザシアンコータスあたりの流行りのザシアン構築の並びに対して効果的であった点が非常に強かった。Sはスカーフ込みで黒バドレックス抜き。悪技については悩んだが、相手のソルガレオ、うっかり負けん気ボルトに対面してしまった際の削りとしてイカサマを採用した。ちなみにドラパセキタンの並びに対してはソルガレオワルビアルの並びで初手ダイアースイカサマを選択するのだが、守る鬼火を選択した相手のドラパルトを何体か葬った。
ボルトロス 穏やか 244 HP / 84 Def / 180 SpD
配分はオボン込みきょじゅうざん2耐えの調整を拝借。技は採用理由の怖い顔、対カイオーガ、レシラム、パルキア用の怪電波、有象無象に対する保険的な意味合いの挑発、無難な電気打点の10万ボルト。ダイスチルとダイアースで味方バフの後に相手にデバフをかけていくことで終盤のトリックルーム展開をサポートしてくれた。
カプ・レヒレ 控え目 252 HP / 4 Def / 252 SpA
いろいろ回していて耐久厚めだと伝ポケ相手だと火力が足りな過ぎたのでCぶっぱ。ソルガレオのトリル展開からダイスチル、ダイアースの恩恵を受けて積んでいく動きがとても強かった。
フシギバナ 控え目 236 HP / 12 Def / 156 SpA / 4 SpD / 100 Spe
グラカイ、レヒレあたりに強い枠。ザシアンに対してもしっかりと打点を持てるようにウェザーボール、ダイアシッド+ダイバーンで相手のDMフシギバナを倒していくためにヘドロ爆弾をそれぞれ採用した。Cはダイバーンで無振りザシアンが確定になるライン+αくらい、Sは晴れ下でスカーフワルビアル+1、残りは全て耐久に回した。いつにおいてもそうだがキョダイベンタツが強かった。
コータス 冷静S0 252 HP / 252 SpA / 4 SpD
トリル下で運用するためにアタッカー型での採用。カイオーガに対して2回投げられるようにタスキを持たせ、HP1でも裏のナットレイを殴れるように火炎放射を採用した。Bを高くしなかったのでボディプレスよりもあくびを採用。
【立ち回り的な】
・ソルガレオ+ワルビアルでDMじならしで3ターン暴れ、上がった耐久値を盾にトリル→裏コータスが理想的な展開。(リザなしザシアン、白バドレックス、ディアルガ等)
・フシギバナが刺さっているとき、じならし展開がしにくいときはソルガレオをトリル要因として扱いフシギバナをDMする。(グラードン、カイオーガ等)
・対カイオーガ、レシラム、ティアルガ、パルキア、Wキュレム、リザードンあたりにはボルトロスを選出し、丁寧に扱う。
・黒バドレックスに対してはワルビアルでバクアを入れながら、あるいは怪電波でデバフをかけながらトリックルーム展開を目指していた。特性の性質上エルフーンとイエッサンが同じ構築に入りかつ同時選出されることはないと考えていたが、ほとんどの構築においてエルフーンとイエッサンが同じ構築に入っており、立ち回りが窮屈になってしまったのは反省点。今回最も当たりたくなかった伝説枠。
・イベルタルに対してはバクア+トリルから瞑想を積むプランで基本的にはいける。なぜか黒バドレックスはほとんどマッチングしなかったのに、イベルタルとは39戦中7, 8戦はマッチングした。
【その他雑感】
・明確に勝てないと思ったのはピッピ黒バドレックスで指悪巧みをされたやつと珠特殊霊獣ランドで、不利な相手は黒バドレックスとイベルタルといった感じだった。それ以外には構築で負けているということはなく立ち回りで何とかすることができたと思う。
・最終日の23時くらいに1745 33位とかで、その後どんどん順位が抜かれていったのであと1勝は盛る必要があるかなと思い潜って負け。その後死ぬ気で2連勝して1751。朝もう一回見たら90位とかになっていたのでもう一度魂の一戦をしたら負け。その後再び死ぬ気で2連勝して1757まで持っていって、7時過ぎで70位とかまでいけたのでストップした。いずれもあと1勝のところで攻めの択をとれずに負けていたので、その点については今後の反省点だと思った。
全国ダブルのほうが好きなので本戦もがんばります
【VGC2021】キュワファイヤー軸簡易レポート
S14 最終31位 1943 グロチャレ 最高1760くらい
ファイヤーとグロスが相性補完よくていいなーと考えていた時に、キュワファイヤーグロスバレル@2の並びをランクマで見かけ、そこから自分なりにチューニングしていった。@2にランドエレキを採用する形においては完成形にすることができたとは感じているが、きつい並びが多く、改善していく必要もあると感じている。なので、後述のきつい並びに対して有利になれるような案についてのご意見コメントをいただけるとありがたいです。
【個別解説】
・ファイヤー@弱保 191-x-125-143-156-114 (控え目H191-B116-C76- D84-S28)
基本的には壁や威嚇の恩恵を受けながら悪だくみを積む→キュワワーに引いてトリルをしたり、ヒールしたりしながら全抜きを目指すといった流れを想定しているため、耐久がっつり+Sはだいぶ遅め。ブリザポス、バンギラス、カプ・レヒレ以外には壁とかヒールとかトリルとかを駆使すれば何とかなるくらいの感じで選出していた。
・メタグロス@命の珠 187-205-150-x-111-90 (意地H252-A252-D4)
サブウェポンはレヒレ対面で打っていくダイアースとロトムに打つための岩技、そしてキュワワーと並んだ時に相手の後発タスキウーラオスを持っていけるようにバレットパンチを採用した。あとは、初手のオーロンゲをアイヘ+バレットで両壁をはらせずに倒せたのが強かった。上記のファイヤーで見れないポケモンを倒しに行く役割。
・キュワワー@食べ残し 157-x-156-102-132-120 (図太いH244-B252-D12)
物理攻撃をしてくるポケモンは特防が低いことが多い→ドレインキッスが刺さりやすいのでBを厚くした。特にボルトランドに対しての居座り、ゴリランダーのグラスラを確実に耐えることを意識した。また、残飯と合わせることで物理アタッカーとのラスト11対面を制することができる確率を上げた。技についてはドレインキッス、フラワーヒール、トリックルームは確定として@1にはサイチェンなどが考えられるが、バレルの胞子、ポリ2のトリル、レヒレの瞑想を止めるためにちょうはつを採用した。ドレインキッスは思ったよりダメージの出る技で、ダイアークと合わせることで非常に幅広い役割を持たせることのできる技であった。HP1でも残ってれば弱保起動、タスキつぶし、ヒールなどを+3からできるので非常に強い。
・モロバレル@タスキ 221-x-129-105-105-50 (図太いH252-B220-D36)
ジェットを乗せることがあるのでSは下降補正をかけなかった。非トリル下においてブリザポスとの対面で上をとって勝ちを拾った試合が何回かあったのでこれでよかったと思う。持ち物は余っていたのでタスキ。ロトムやファイヤーの積みを無理やり止めるためにクリスモ
・レジエレキ@粘土 臆病で耐久ガン振り
アタッカー型が流行っていたおかげでこっちの壁に対して相手が守ることが結構あった。猫だまし+αで落としに来る動きに対応するために守るを採用。
・ランドロス@チョッキ 191-195-115-x-104-128 (H212-A100-B36-D28-S132)
Sは+1でエースバーン抜き。トリル下で動かすことも想定されたため、遅めに設定した。相手のランドロスとエレキを同時にいなせるポケモンはやっぱりこいつしかいないのかなあと思ってしまった。
【選出と立ち回り】
基本的には
の中から2匹、の中から2匹
特定のポケモンがガン刺さりしているときはアタッカーから1体と全力介護マン3匹という選出もする。
ファイヤーを選出した場合は悪だくみを積み、トリルを絡めながら相手のダイマを切らせ、ヒールしながらダイマしてカウンターしていくのが理想。メタグロスを選出した場合は、初手からスチルアースでバフをかけながらヒールしつつビートダウンという形を目指す。
キュワワーはこの構築の核であるので、ダメージ管理をしっかり行いながら立ち回る必要がある。ダイマエースが倒れたとしてもエレキとバレルとキュワワーを全力でサイクルすることで相手3体を倒して勝てるということも全然あるので、あきらめないことが重要だと思った。
きつい相手
・メタグロスを相当厚く見ている並びのブリザポス
→レイスポスとかドラパルトとかのメタグロスに圧をかけながらもたまに鬼火入れてくるようなポケモンがきつい。またレヒレがいるとバレルが機能停止させられるので辛い。
・サンダーorアタッカーレジエレキ+ランドロス
→壁展開をしたうえでトリルを決めてファイヤーで捲っていきたい相手だが、火力が高くて壁がはれないしトリルもはれない。
・防塵ゴーグルヒートロトムorガラルファイヤー
→ロトム系統は基本的にモロバレルで寝かせてクリスモ打ってファイヤーかグロスで処理という流れにしているのだが防塵ゴーグルを持ってわるだくみされると手の付けようがない。
ランドエレキを他のポケモンに変えていくにあたっては上記の処理に加えて、レジエレキに受けだせることだと思っている。また、レヒレに対する圧力が薄くなってしまうのでそこにも注意しなければならなそう。単体でいうなら剣舞ゴリランダーとかになるのかな?
アドバイスがありましたら教えてほしいです。
【VGC2020】日本一決定戦本戦使用構築
2020/8/1に開催された日本一決定戦本戦の使用構築
ボーダーにいたところから負けて燃え尽きたので供養
フシギバナ:控え目、169-x-110-151-121-126
コータス:図太い、177-x-198-105-103-40
リザードン:臆病、153-x-99-161-105-167
ポリゴン2:穏やか、191-x-134-126-136-81
ワルビアル:意地っ張り、171-185-108
ミロカロス:冷静、201-x-112-154-145-77
【構築経緯】
ヨロイ島新環境になって環境を席巻しそうなならびとしてまず上がったのが
みたいな感じの並び。これに対して強そうな並びを探した。
そこで候補に挙がったのが
突撃チョッキ+タスキ持ちでピッピを削れるポケモン
初手のダイアタックをダイジェットでかき消し、次のターンピッピを倒しながら隣でポリゴンZを殴るという立ち回りでほとんどの場合処理ができる。というところで取り巻きを詰めていったところ、全体技を安定して使えるポケモンとしてストリンダーが入り
みたいな形になった。しかし、この構築の問題点として、ガオガエンにくるくるされているだけでエースバーンのダイマターンを枯らされてしまうというものがあった。これに対して、威嚇を食らわずに同様のことができるダイジェットエースを探していたところリザードンが当てはまった。リザードンの隣のポケモンについては、全体技が使えてバンギラスに強いポケモンを持ってくる必要があり、それに最も当てはまるポケモンとしてワルビアルを採用した。
次に、対策すべき並びとしては
みたいないわゆるテラキドラパの並び。これに対してはリザードンとのシナジーがよい
の並びで処理することにした。初手キョダイベンタツ+しっとのほのおを選択することで、ダイジェット+いわなだれという行動に対してテラキオンひん死+ドラパルトやけどとなるので非常にアドバンテージを稼げる。ただこれだけではダイジェットを打たれた後に切り替しできないので、裏にトリル要因を置くことにした。また、現状の並びでは確実にセキタンザンに負けるので残りのもう1体はセキタンザンに強く出れるポケモンがいいと考えた。そこでドラパルトに強いトリル要因であるポリゴン2とドラパルトに強そうなアタッカーであるミロカロスを採用した。
そして7月中頃、ダイジェット+タスキモロバレルという並びが流行っており、フシギバナやリザードンをダイマックスさせると一方的に相手にアドバンテージを取られてしまうため非常に苦戦した。そこでミロカロスに防塵ゴーグルを持たせることで解決することにした。
【個別解説】
フシギバナ@命の珠
耐久調整:HPをは珠ダメ意識の10n-1、HBをダイマ時にドラパルトの珠ダイジェット+テラキオンのいわなだれ+珠ダメを余裕をもって耐え。Sは晴れ下で+1リザードン抜き。
技はふつう。珠フシギバナに眠り粉を採用する人とはお友達になれない。全国ということもあってみんなダイマフシギバナに動かれないような構築、選出だったのでダイマさせることは少なかった。リザで倒しきれなったポケモンたちを後ろから倒していく役割を担っていることが多かった。
コータス@残飯
耐久調整:HBを特化バンギラスのダイロックを6%の乱数までとし、残りD。非トリル下で動かすことが多いのでSを下げる必要もなく下降補正をかけなかった。
前までも耐久に全振りしたコータスを使っていたが、非トリル下で動かしたときに得られるアドバンテージが少なすぎて使うのをあきらめていた。が、ヨロイ島に来てしっとのほのおを習得したことで非トリル下で動かすことが大きなアドバンテージとなった。特にダイマエースバーン対面においては最強。また、相変わらず多いゴリランダー、ガオガエンに対してはめっぽう強いのでコータスで詰めて勝つという勝ちプランがあったことが非常に強かった。ゴクエンダメージ+ボディプレスでH振りバンギが倒せるのを意識することで戦略の幅が大きく広がったと思う(ちなみに最後はサイチェンでよけられて負けました。完)。
リザードン@突撃チョッキ
炎技は最大威力の出せるブラストバーンを選択。が、過剰な気もしたのでダイマせずに気軽に打てる熱風でもよかったかもしれない。飛行技についてはポリゴンZへのダメージ量がシビアなので暴風にするしかなかった。パーティ全体としてリザードンに弱いのでげんしのちからを採用し、リザードン対策はすべてこの技に託した。もう一つの技はガオガエンやバンギラスへの安定打点としてねっさのだいちを採用した。ブラストバーンと暴風が非ダイマ時に打てないので安定行動として意外と多く打っていた印象。なんだかんだで最も選出率が高いポケモンだった。キョダイゴクエンが本当に強い。
@気合のタスキ
調整:ポリゴンZへのダメージを意識してA特化。Sは+1最速モロバレル抜き。残りB。相手のガエンかゴリランダーの猫だましと-1グラススライダーを耐えることができたり相手のダイマ技を守った後に-1グラススライダーを耐えたりすることができるので、なるべくBに割くようにした。
リザードンと並べてダイジェット+じしんを押すのがこの構築で最もパワーのある行動なので相手が中速以下に固まっている場合はこの行動をしているだけで勝ててしまうこともあった。また、リザードンの突撃チョッキもそうだが持ち物があまり読まれていないという印象があった。特にポリゴンZ対面では初手のダイアタックをしっかりとワルビアル方向に打ってくれることが多く、想定通りの立ち回りをすることができた。HPが1残っているだけで威嚇を使いまわすことができるのでそういった面でもこの持ち物で正解だったと思う。
耐久調整:Hは隣のミロカロスがダイアイスを打っていることが多かったため191。BDラインは特にこれといった調整先がなかったのでリザードンと並べたときに相手のDLで特攻が発動しないように配分した。
技はトリル再生は確定として、ゴリランダードラパルトを見たかったので冷凍ビーム。あと1枠はイカサマか10万ボルトかトライアタックで悩んでいたが、マリルリとコータスを意識してトライアタックを採用した。これといって特筆すべきことはなく想定通りの活躍をしてくれたポケモン。
ミロカロス@防塵ゴーグル
耐久調整:ドラパルトの珠ダイホロウを余裕をもって耐えられるようにBに多少割いて、Cが11nとなるようにした(正直ここは明確な意図があまりなく、詰め切れていない) 。トリルをはった際にセキタンザンとジバコイルの下を確実にとるために素早さは最遅とした。
相手のセキタンザンがいた時と、確実にダイジェット+キノコのほうしを打たれるというときにだけ選出していた。ただモロバレルがいた際に確実に勝てるというわけではなく、普通に引かれてなんやかんやされたら負けてしまうこともあったので、構築単位で見直す必要があったと感じた。
【その他雑感】
・6時間のうち3時間くらいたった時点で1545, 17位とかで数時間傍観していたのだが、最後の40分くらいになって44位まで落ちてしまい泣く泣く潜ったら連敗して散った。今回の負け試合はほとんどが納得のいく負け試合だったので、単純に実力が足りていないと感じた。ただ上位陣を見ていると当たり運も多少あったのかなーという印象。
・今回の一番の収穫はコータスの使用方法だったと思う。天候を操作しつつ、あくび、しっとのほのおで相手を妨害することができ、さらに高火力のサブウェポンも持っているという無駄が全くないポケモンだと思った。この中でもしっとのほのおについては非常に可能性を感じた技で、来年ランドロスがダイジェットとダイアースをメイン技にしてくることを考えるとそのバリューはさらに高くなると思っている。さらに炎タイプだけでなくあくタイプのポケモンたちも軒並みしっとのほのおを配られているのでここら辺をうまく使っていきたいと考えている。
来年また1からがんばります。
VGC2020(ランクバトルシリーズ4)日本一決定戦予選備忘録
2020/6/26-29に行われた日本一決定戦予選の使用構築と作成経緯、反省点について、このルールがもう終わることと、いい構築の組み方ができていたと感じたので今後のために書き残しておこうと思います。
構築名をつけるなら「ゴリランダーグッドスタッフ」
ドラパルト:167-189-96-x-96-190
サマヨール:147-x-159-x-191-27
バンギラス:205-157-130-161-120-59
ガオガエン:200-154-123-x-126-82
ゴリランダー:195-194-110-x-103-105
ミロカロス:199-x-114-154-146-102
~構築の経緯~
DLCの追加要素として明らかに群を抜いて強そうだと思ったのがゴリランダーのグラススライダーだった。もともと2018ルールでカプ・ブルルをいれたサイクルパを愛用しており、ゴリランダーの夢特性が解禁された時点でウッドホーン的な技があれば同じようなことができるのになあ…とか思っていた。そしたら、DLCでいきなりわけわからんくらい強い技を習得していた。カプ・ブルルは相手の技を一回受けてウッドホーンで回復することでサイクルを有利に進めていたが、ゴリランダーはブルルのウッドホーンとほぼ同じ威力の技を先制で打つことができるので、弱いわけがない。
ということで、これを軸にしたサイクル系のパーティを組むかと考えた。最初はゴリランダーにチョッキ、アシレーヌに珠を持たせて、
みたいなのが強いんじゃないかと思って回してみた。しかし、相手にもガオガエンをくるくるされてグラスフィールドで回復されるため、サイクル戦が長引いて泥仕合になることが多かった。また、エルフエースバーン系統の前のめり構築も辛くサイクルに寄せ切るのは難しいと感じていた。
そんなときにダメ計をいろいろ回していて鉢巻ゴリランダーがすべてを倒しきる力を持っていることに気が付いた。さらにサマヨールの「てだすけ」を合わせることでわけのわからない火力が"先制で"打てることに気が付き、構築の軸を「すべてを高火力グラススライダーの圏内に入れる」ことに切り替えた。そして、これを達成するためにはスリップダメージを入れ続ければよいので、キョダイゴクエンあるいはキョダイフンセキと組み合わせようと考えた。
実際使ってみてなかなか強かったのだが、上はエースバーン+バンギラス、下は単純にバンギラスが重かった。また、ダイマックスエースがほぼ固定されてしまうことから、いずれも安定性に欠けると感じてしまった。
そんなときに、2018年のルールでサイクルの中でZ技によって相手の主力を倒してサイクルを有利に回すという動きが強かったことを思い出した。これと似たようなことが手助け鉢巻グラススライダーでできるのではないかと考えた。そこで、構築の軸を「サイクルのどこかで高火力グラススライダーを打ち込んでサイクルを有利に進める」ことに変更し、上記のサイクルパのゴリランダーを鉢巻にした。さらに、相手の威嚇が面倒なのでアシレーヌをミロカロスに変更して、
とした。これにより、バンドリ系統、ラプラス系統、ミミドラパ系統などには安定して勝てるようになった。この4体で明確に対処しきれないのがストリンダーやウオノラゴンが入っているタイプのエルフエースバーン構築でこれに対する解答を探していたところドラパルトが当てはまった。ガオガエンと合わせることでエースバーンにデバフを与え続けてダイマターンを枯らし、最終的にゴリランダーで締めるというプランが取れるようになった。
そして最後の枠は非常に悩んだ。重いかなと感じていたのはジュラルドンとリザードン系統(というよりフシギバナ)であった。ただフシギバナはドラパルトがラムのみ持っているし、エースバーン系統に勝てなさそうなのであまりいないのではないかと考え、汎用性が高く、相手のゴリランダーにも強いダイマエースであるピントレンズキッスを採用した。メインロムはこれで潜っていたのだが、思ったよりもフシギバナが多く、これはまずいと思い、トゲキッスをバンギラスに変更した。正直この枠はあっているのかいまだにわからない。もう少しうまい具合にフシギバナの処理ができれば、さらなる改良が見込めると思っている。
~個別~
耐久値について:フシギバナのヘドロ爆弾耐え。ラスト11対面で満タンから1回耐えて下から鉢巻叩き落とす打てればいいかなって思っていた。
技について:草技はグラススライダーのみとした。上からウッドハンマーを打たせてくれる相手など基本存在しないし、HPを非常に大事にしたいポケモンなのでできれば打ちたくない。鉢巻とんぼで相手の裏に負荷かけながらドラパルトを出していく立ち回りが気持ちいい。
グラススライダーについて:対戦中常にあとどれくらいダメージを入れればグラススライダー圏内になるのかを意識しながら戦っていた。なので下記の画面を常に用意しておいた。6割削ったらドラパも圏内らしい。やば
ダイマしててもワンパン
てだすけでダイマワンパン
通常時ナイトヘッドと合わせて
通常時ワンパン(あくタイプとかのとき)
などなどこれらを意識しながら戦うと終盤の詰めの時に楽になる。サマヨールが暇なときに適当に打つナイトヘッドが実はとても大事だったりする。
耐久値について:アイアントの-1ダイロック耐え。あとは2018の時の流用。
技について:とんぼ返りか捨て台詞で悩んでいたのだが、サマヨールのナイトヘッドが重要なようにガオガエンのとんぼ返りも重要だと気付いた。
技について:ジュラルドンに対する対抗策としてのマッドショットだったが、回していく中でラプラスやブリムオンの隣に打ち続けるのも強いことが分かった。グラスフィールドがあるおかげでダイマが切れた後も結構場に残れるので守るをいれた。
耐久値について:トリル下で動かすことが多いのでコータスやアシレーヌを意識してD厚め。
やっぱりてだすけがとても強かった。立ち回りの幅がとても広がる良い技であることを再認識した。
技について:ダイジェットとダイスチルで迷っていたが隣にいるガエンとゴリラはすぐにとんぼで帰ってしまうのでダイスチルを採用。Bが上がるとグラスフィールドもあるおかげで結構場持ちがよい。
対エースバーンはダイドラグーン+グラススライダーで倒すことを目指す。VGC2020ルールで初めてドラパルトをちゃんと使ったがさすがに強かった。ラムのみでもこんなに強く感じるのだから珠持ってたらやばそうと思った。
ジュラルドンを意識した特殊バンギ。トゲキッスやコータスといった役割対象から飛んでくる欠伸が面倒だったのでダイサンダーを採用。想定通りの活躍はしてくれたが、想定内の活躍しかしてくれなかったという印象。この枠はヌメルゴンとかでもいいのかなーとか思ったりした。
~選出と立ち回り~
ダイマエースのどれか1匹と
対晴れにはゴリランダー抜いてバンギドラパといった感じ。
立ち回りは先ほど示した通り「サイクルのどこかで高火力グラススライダーを打ち込んで相手の核を倒す」という方針。こちらのダイマエースが相手のダイマエースに弱くても後ろのゴリランダーで縛れるならよいというくらいの感じで立ち回った。例えば相手のミロカロスやアシレーヌには積極的にダイマを切ってほしいのでドラパをダイマさせて相手のダイマを誘発させたりとか。
ちなみに一番勝てない並びは(とぐろのほう)
ドラパルトでデバフかけにくいし、ガエンもゴリランダーも出しにくい。トリルしようと思ったら眠らされる。という感じで2回くらい負けた。
~その他雑感、当日の思い出~
・最終日の深夜4時ぐらいにサブロム40戦目に1782同士のマッチングをし、
相手:体力黄色ゲージの+体力半分くらいの最遅ダイマ、裏満タン
自分:体力黄色ゲージの+体力満タン最遅ダイマ
トリル最終ターン、グラスフィールドという状況で相手のグラススライダー+ダイフェアリーバンギ集中を読み切ってドラゴンアローとダイウォールを選択してゴリラを処理、その後バンギが雪崩をしっかり4回全部当ててくれてうおおおおお!!!となった。その時点で19位とかだったのでいったんやめた。結構抜かれてくだろうけどボーダーくらいにはいくだろと思っていたら見る見るうちに抜かれて行って8時半とかで57位にまでなっていた。4時から8時の間はメインロムを上げていったのだが、8時台にあたる1700台が相性不利なパーティばかりだったので、今からサブロム潜っても負ける可能性が高いと判断して、残り時間はお祈りの時間にあてることにした。8:30→57位、8:45→58位、8:55→57位!?、8:59→58位と推移していった(あと5分で死んでいった人かわいそう…)。
追記:結局59位だった。
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SDで練習ができず、練習の場がランクマしかなかったので、環境を見るために1週間前からランクマで練習していた。ただ、1人で潜るだけでは情報量が足りず、もっと上位構築を見たいと思ってキヌガワの生放送で上位構築を見ていた。すると、上記のような構築が何回も出てきていて、なんか共有なのかなーと思いこの系統に対してのシミュレーションを何度も行った。基本的にはと出してエースバーンにデバフを与えていけば勝てる相手なのだがジュラルドンがいるパターンだけ→とする必要がある。ただ、そうなるとゴリランダーとストリンダーが出てきた場合に少しきつい展開となるため、ジュラルドンがいないことを願っていた。実際にはジュラルドンとゴリランダーがいないタイプの構築が採用された?ため、5, 6回当たって全勝できた。1700台でも数回マッチングしたので非常に運がよかったと思う。
・今大会のハイライトはメインロムで1700くらいの時に当たった1790の方との試合
(多分こんな感じ)
選出画面を見たときに相性不利すぎておわったと思った。ただ、負けたらサブロムの順位も下がってしまうので負けるわけにはいかず、相手の選出と行動を一点読みすることにした。こちらに全体的に刺さっているリザは確実に出てきて、火力補佐のためにコータス、こちらのバンギをケアするために裏にゴリランダーが控えているような選出になると考えた。これに対して裏から出てくるゴリランダーに対してダイアイスを当てて倒すことができればミロカロスを通して勝つことができると思った。なので初手のコータスを引かせてゴリランダーが出てくるようにミロカロスドラパルトを初手に裏にゴリラガエンを控えさせておくことにした。
初手:相手、自分
ノータイムでダイアイスをコータス方向に、チョッキで耐えられることをケアしてゴーストダイブをコータス方向に重ねた。するとコータスがバックしてゴリランダーが!!!ダイアイスが見事にブチ当たってゴリランダーをワンパンした。この瞬間、朝4時にも関わらず、おもいっきり叫んでしまった。さらにリザはダイジェットをドラパルト方向に打ってきており、初手で完全に勝負が決まった。サブロムの順位を1つ死守することができたのでとてもうれしかった。
・ヨロイ図鑑追加後の環境でもいけるっしょと思っていたが、新要素のポリゴン2とモロバレルがサマヨ系のサイクルだといずれもきついので今後もこのままというわけにはいかなさそう。
・PJNOを見た感じ、結構似たようなパーティもあって自分の構築選択は間違っていなかったと知ってうれしかった。
こんな感じで今回はしっかりと考えて構築を組むことができていたと思います。また、年々構築の組み方のノウハウが蓄積されていっている感じがして成長を感じています。これからもしっかりと意図を持った構築選択ができるように努力していきたいです。