【剣盾全国ダブル】テテフスイッチビート(PJCS本戦使用構築)
2022ルールが本格的に始まろうかというときに本戦使用構築について書いていないのを急に思い出したので忘れないうちにメモしておこうと思う。
~構築経緯~
最初はガラルファイヤーを軸にしたコントロールを組もうかと思っていたが、ブリザポスがきつすぎるのと直前の予選にオーロンゲ入りの構築が流行っていたのもあって断念した。そのオーロンゲに対して明確に有利をとれるポケモンがいいと思い、眼鏡テテフを軸としたビートダウン構築を組もうと考えた。ビートダウンに必要なS操作とパワーを兼ね備えたポケモンとしてレジエレキとランドロスを採用。上からのS操作だけでは雨等に対して打ち負けてしまうのでトリル要因としてポリゴン2を採用。この時点できついのが、メタグロス、ダイマランドロス、ポリゴン2、ブリザポスだったのでここら辺に強くなれるように残り2匹を選定していった。
~個別解説~
カプ・テテフ 控え目 236-x-44-76-4-148
この構築の要。特攻はマジシャ×2+レジエレキのエレキネット×2でよほどのことがない限り壁オーロンゲを持っていける程度。Sラインは-1レイスポスの上をとれるライン。トリルをする関係上ある程度遅めに設定した。耐久が高いことによっていろいろな攻撃を耐えてくれた。特攻を削っていても十分な火力を出してくれるので、S操作が豊富な構築のアタッカーは耐久を高めることが重要であるということを再認識した。挑発はどうしてもトリルを止めたいときや、どうみても相手が積んでくる時などに打った。これで2試合は拾ったので正解。
レジエレキ 控え目 0-x-0-252-4-252
S操作要因。テテフエレキで出したいけれども相手のドラパルトがどうしようもないという話になった時に電磁波ムンフォで解決できるのではという提案をいただき採用。一度だけ打ったがその一回を外して負けた。
ランドロス 意地っ張り 212-100-4-x-4-188
S操作要因②兼威嚇要因兼アタッカー。テテフとのS被りを避けるためのSライン。テテフ同様遅く、固くした。馬鹿力の枠は立ち回りのごまかしがききやすいとんぼ返りとの選択になったが、ポリゴン2の処理速度を意識して馬鹿力とした。
ヒートロトム 控え目 252-x-0-196-0-60
エレキネット1回でリザードンを抜けるSライン。持ち物はオボンと迷ったが、モロバレル、フシギバナに堂々と突っ張れるように防塵ゴーグルとした。対ブリザポス、メタグロス、フシギバナを担当。
ポリゴン2 穏やか 252-x-60-0-196-0
S操作要因③。雨を見たいのでDに厚めの配分。対ランドロスのために冷凍ビーム、対ガラルファイヤーのために怪電波を採用。
ナットレイ 腕白 252-0-252-x-0-4
上記で示したきついポケモンたち全員に対して詰め性能を持っているため採用。結果、3~4割くらいの試合はナットで詰めるという形になった。
~雑感~
・基本的な戦術としてはS操作を絡めながらマジシャの試行回数を稼いでいくorナットで詰めるのいずれか。戦術自体は簡単だったが、いかんせんビートダウン構築を触ってこなかったので細かい立ち回りが非常に難しく感じた。特にナットレイで詰める際の鉄壁を打つターン宿り木で回復するターン、ボディプレスで残数を減らしていくターンの判断が非常にシビアで苦労した。
・戦績は11-9でギリ勝ち越し。試合内容はあまり覚えていないが、初手サイチェン剣舞でボコされた試合、アロキュウに凍らされまくった試合、テテフで挑発を連打したら3ターンくらいで終わった最終戦はよく覚えている。
~最後に~
1年間社会人生活を送ってみて、仕事とポケモンを両立することの難しさ、というよりは社会人として同期や先輩などと遊んだり資格の勉強をする時間などによって自由時間が削られる中でポケモンを継続してやっていくことの難しさを感じました。そんな中で一生いつでもランクマにいる先人たちは本当にすごいなと思いました。頭の切り替えを素早くして無駄な時間がないようにしていきたいと思います。
一応WCS2022の権利をこそもらえましたがおそらく開催されないので、2023は開催されることを願います。GSルールは苦手なルールなので克服できるように頑張っていきたいです。
どうでもいいことですが、高校時代以来数年ぶりにポケモンのことを考えるのをやめた数ヶ月間があったのですが、僕はひたすらにスポーツをする人間になっていました。ランニング、サイクリング、スイミング、山登り、野球、卓球、ウエイトトレーニング、スキー、スノボなどなど。おおよそ週5でなにかしらの運動をするようになっていました。スポーツをしやすい環境にいったということもあるのですが、自分はだいぶアクティブな人だったんだなという発見がありました。もし、新潟のすいてるスキー場で滑りたいというスキーヤーorスノーボーダーがいればぜひ連絡ください。駅から車出します。
また、1ヶ月ほど構築相談と練習に付き合ってくださった先輩方ありがとうございました。複数人でやること自体久しぶりだったのでとても楽しかったです。