さらまんす日記

ポケモンダブルトリプルポケとるなど

【VGC2021】PJCS2021予選使用構築 ソルガレオワルビアル

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 最終1757 94位

 

【構築経緯】

こういった火力高めのルールではトリックルームが重要であると考えており、十分な火力を持ちながらトリックルームを使うことができるかつtier1のザシアンに対して不利を取らないソルガレオを選択した。いつかの大会で結果を残していたレイスポスソルガレオの並びを試していたのだが、レジエレキやザシアンなどレイスポスの上をとってくる相手がいるとそれだけで選出ができなくなってしまった。これらの上を取り、レイスポスのようにデバフを撒けるかつ地ならしを打てるポケモンとして”f:id:seryu199:20200801160401p:plainf:id:seryu199:20210412195531j:plain”を採用した。取り巻きにはf:id:seryu199:20200801160413p:plainf:id:seryu199:20200629224303p:plainf:id:seryu199:20210412235054p:plain(アタッカー)などを採用した。しかし、カイオーガに対してボルトロスだけでは見きれなかったため、取り巻きの部分をf:id:seryu199:20200630170652p:plainf:id:seryu199:20200630114027p:plainに変えることにした。これによって相手のイベルタルが重くなってしまったこと、ソルガレオが状態異常をもらいやすいポケモンであることから、これらを改善でき、トリルアタッカーとしても運用可能なf:id:seryu199:20210412235742p:plainを採用した。さらに予選2週間前くらいから晴れザシアン(というよりもリザードン)が増える傾向が見られたため、明確な打点を用意する必要があった。現状ではアタッカーボルトロスしか明確な打点がなく、不十分だと感じた。そこでボルトロスいたずらごころの耐久型、ソルガレオに岩雪崩を採用することで怖い顔+ダイロックによってリザードンを処理することにした。


【個別解説】 

f:id:seryu199:20210417100229p:plainソルガレオ 意地 244 HP / 100 Atk / 4 Def / 140 SpD / 20 Spe

メインアタッカーかつトリル起動要因。Sは-1のライチュウを抜ける程度で、できるだけ遅くした。Aをじならし+ダイアースでウーラオスを持っていけるところまで振り、残りはD方面に回した。場持ちをよくするためのダイスチルとダイアース、リザ、火ロトムボルトロス、ガラルファイヤーへの打点として岩雪崩を採用。想像通りトリックルームは結構な確率で決まり、相手の追い風に対してトリルを貼れるなど、イージーウィンできる試合も何試合かあった。

 

f:id:seryu199:20200801160401p:plainワルビアル 陽気 52 HP / 252 Atk / 4 Def / 196 Spe

弱保起動役かつザシアン系統の構築に対するフィニッシャー。特にエレキウーラオスザシアンコータスあたりの流行りのザシアン構築の並びに対して効果的であった点が非常に強かった。Sはスカーフ込みで黒バドレックス抜き。悪技については悩んだが、相手のソルガレオ、うっかり負けん気ボルトに対面してしまった際の削りとしてイカサマを採用した。ちなみにドラパセキタンの並びに対してはソルガレオワルビアルの並びで初手ダイアースイカサマを選択するのだが、守る鬼火を選択した相手のドラパルトを何体か葬った。

 

f:id:seryu199:20210412235054p:plainボルトロス 穏やか 244 HP / 84 Def / 180 SpD

配分はオボン込みきょじゅうざん2耐えの調整を拝借。技は採用理由の怖い顔、対カイオーガ、レシラム、パルキア用の怪電波、有象無象に対する保険的な意味合いの挑発、無難な電気打点の10万ボルト。ダイスチルとダイアースで味方バフの後に相手にデバフをかけていくことで終盤のトリックルーム展開をサポートしてくれた。

 

f:id:seryu199:20210412235742p:plainカプ・レヒレ 控え目 252 HP / 4 Def / 252 SpA

いろいろ回していて耐久厚めだと伝ポケ相手だと火力が足りな過ぎたのでCぶっぱ。ソルガレオのトリル展開からダイスチル、ダイアースの恩恵を受けて積んでいく動きがとても強かった。

 

f:id:seryu199:20210417100400p:plainフシギバナ 控え目 236 HP / 12 Def / 156 SpA / 4 SpD / 100 Spe

グラカイ、レヒレあたりに強い枠。ザシアンに対してもしっかりと打点を持てるようにウェザーボール、ダイアシッド+ダイバーンで相手のDMフシギバナを倒していくためにヘドロ爆弾をそれぞれ採用した。Cはダイバーンで無振りザシアンが確定になるライン+αくらい、Sは晴れ下でスカーフワルビアル+1、残りは全て耐久に回した。いつにおいてもそうだがキョダイベンタツが強かった。

 

f:id:seryu199:20200630114027p:plainコータス 冷静S0 252 HP / 252 SpA / 4 SpD

トリル下で運用するためにアタッカー型での採用。カイオーガに対して2回投げられるようにタスキを持たせ、HP1でも裏のナットレイを殴れるように火炎放射を採用した。Bを高くしなかったのでボディプレスよりもあくびを採用。


【立ち回り的な】 
ソルガレオ+ワルビアルでDMじならしで3ターン暴れ、上がった耐久値を盾にトリル→裏コータスが理想的な展開。(リザなしザシアン、白バドレックス、ディアルガ等)

フシギバナが刺さっているとき、じならし展開がしにくいときはソルガレオをトリル要因として扱いフシギバナをDMする。(グラードンカイオーガ等)

・対カイオーガ、レシラム、ティアルガ、パルキア、Wキュレムリザードンあたりにはボルトロスを選出し、丁寧に扱う。

・黒バドレックスに対してはワルビアルでバクアを入れながら、あるいは怪電波でデバフをかけながらトリックルーム展開を目指していた。特性の性質上エルフーンとイエッサンが同じ構築に入りかつ同時選出されることはないと考えていたが、ほとんどの構築においてエルフーンとイエッサンが同じ構築に入っており、立ち回りが窮屈になってしまったのは反省点。今回最も当たりたくなかった伝説枠。

イベルタルに対してはバクア+トリルから瞑想を積むプランで基本的にはいける。なぜか黒バドレックスはほとんどマッチングしなかったのに、イベルタルとは39戦中7, 8戦はマッチングした。

 

【その他雑感】 

・明確に勝てないと思ったのはピッピ黒バドレックスで指悪巧みをされたやつと珠特殊霊獣ランドで、不利な相手は黒バドレックスとイベルタルといった感じだった。それ以外には構築で負けているということはなく立ち回りで何とかすることができたと思う。

・最終日の23時くらいに1745 33位とかで、その後どんどん順位が抜かれていったのであと1勝は盛る必要があるかなと思い潜って負け。その後死ぬ気で2連勝して1751。朝もう一回見たら90位とかになっていたのでもう一度魂の一戦をしたら負け。その後再び死ぬ気で2連勝して1757まで持っていって、7時過ぎで70位とかまでいけたのでストップした。いずれもあと1勝のところで攻めの択をとれずに負けていたので、その点については今後の反省点だと思った。

 

全国ダブルのほうが好きなので本戦もがんばります