【WCS2017】追い風トリルエルフーン軸スイッチ
そうだ!オフに出よう!
と思ったのが先月くらいでその時一番近いオフを探したらバトルロードグロリアだった。
バトルロードグロリアってなんか強そうな人いっぱいいそうだなぁ...
一人で行くの怖いなあ...
と思ったので一緒に参加してくれる人を探すことにした。
同期には一緒に行ってくれそうな人がおらずどうしようと思っていたらWCSやってくれそうな後輩がいた↓
※画像はイメージです
僕「グロリアでない?」
後輩「モモカー モモカー」
...
なんやかんやあって一緒に出てくれることになった
その頃二人とも追い風エルフーンを軸にパーティーを組んでいてどうせなら一緒に組もうということに
追い風軸で最も辛いのがトリパで特にエルフーンの挑発で止まらないメンハミミッキュ始動トリパだという話が出ていた。
さらにエルフーンの挑発は相手依存であるので挑発を打っている間にエルフーンに集中されて1ターン目にエルフーンが倒されてしまうともうリカバリーがきかなくなってしまう。というわけである程度トリックルームにも対応できるように構築を組み替えた。基本的には
EMOLGAME : 【WCSレート2018最終5位 2ロム2000達成】葉緑素エルフーン+カプ・テテフ
を参考にしている。
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技1 |
技2 |
技3 |
技4 |
持ち物 |
噓泣き |
追い風 |
気合の襷 |
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守る |
命の珠 |
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炎の牙 |
岩雪崩 |
ダブルチョップ |
拘りスカーフ |
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燃え尽きる |
バークアウト |
鬼火 |
守る |
ホノオZ |
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ラスターカノン |
火炎放射 |
突撃チョッキ |
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岩雪崩 |
守る |
イワZ |
エルフーン HdS 167-x-105-97-101-179 葉緑素
今回の構築の肝。Sを若干Dに割くことでキュウコンの吹雪+1/16×2くらいまで耐えるようになる。最初は遅くすることも考えたが結局追い風下で相手の上から嘘泣きを入れらなければならないこととガブリアスの上からムーンフォースが打てないので110族抜きまでSを振った。
カプ・テテフ hCs 165-x-96-200-136-127
追い風下でスカガブの上を取れるところまでSを振った。ベトベトンやポリ2などのめんどくさいポケモンに対して嘘泣き+サイキネorムンフォするのは非常に強い。テッカグヤにも半分強のダメージが入る。耐久に割いたことで無振りなら倒されているところをミリ耐えするといったことも多かった気がした。
ガブリアス hAS 189-200-116-x-106-148 鮫肌
準速テテフ抜き。火力はぶっぱ。ダブルチョップは個人的に推していきたい技でドーブルとかフェローチェとかのタスキを貫通できるので強いと思う。最初はジメンZにしていたがガブカグヤで並んでも結局最後追い風切れてコケコに詰められることが多くスカーフになった。
ウインディ hcs 181-x-100-148-100-149 威嚇
準速テテフ+2。テッカグヤの処理速度を上げるのとミミッキュカビゴンに対する駒。嘘泣き+ダイナミックフルフレイムでベトベトンを倒せる。威嚇を嫌って特殊型にしたが燃え尽きるだとテッカグヤに普通に耐えられるので物理型のほうがいいと思った。
テッカグヤ hCs 185-x-123-174-121-101
追い風下でコケコ抜き。C特化してもなお嘘泣きのサポートがないと火力に物足りなさを感じた。ウインディと対面したときに守ってガブリアス、ギガイアスを隣に投げる動きもしたいと感じたのでチョッキをなんかZクリスタルにしてもいいのではないかと思った。とはいえどの技も打つ相手がいるので悩ましいところ。
ギガイアス HA 191-205-150-x-102-27 砂起こし
最強のトリルアタッカー。エルフーンのトリルから暴れるだけ。
~選出と立ち回り~
基本的にはエルフーン+テテフ
追い風で行くならガブリアス、トリルで行くならギガイアスを出す。相手がコケコ+スカガブのような前のめりな並びで来るようであれば初手ガブリアス、ミミッキュカビゴンが見えていればウインディエルフーンを出していくといった感じ。
初手追い風orトリルのS操作から相手を一気に制圧していくのが目標。
キュウコン初手に対してはトリル+テテフバックギガイアスが最も安定する。
エルフーンを最後まで残していく立ち回りは強力で終盤の嘘泣きやS操作、それに伴うヘイトがとても強い。(最近はそもそもエルフーンに対するヘイトが異常に高く最後まで残ることはまず無いが)
追い風が切れるまでにテッカグヤのビーストブーストをどれだけ発動させられるかが鍵であると感じた。S操作が切れた時にスカガブとC+1テッカグヤが並んでいれば基本的に負けないと思う。
~雑感~
とにかく最近のエルフーンに対する風当たりが非常に強いのでキツイ。トリックルームを貼ろうとしてもエルフーンが集中砲火を浴びたりして1手目で試合が決まってしまうなんてこともあったりした。いかにしてエルフーンじゃないほうに攻撃が行くようにすべきかを考えなければならず、非常に丁寧なプレイングが求められていた。
ただ、バトルロードグロリアのBO3形式には非常によくあっている構築であると感じた。1試合目にトリックルームを貼り、2試合目に相手が低速に寄った選出をしたら追い風から制圧するといった動きができ実際それで勝利をつかんだ試合も多くあった。結局グロリアは4-3で予選落ちという結果で終わってしまったが負けた2試合がスカガブの岩雪崩で怯んだものやグレイシアの雪がくれが一生発動し続けたりといったものだったので悔しさは残るがそこそこは勝てるパーティーなのだと感じた。しかし、エルフーンへのヘイトが和らがない以上この構築を使い続けるのはなかなか難しくひとまず解散することにした。
それにしてもテテフは最近シングルレートとダブルレートで使用率1位になり、カードでもめちゃくちゃ強いテキストが公開されてシェイミを超える価格になることが予想されていて時代が来てるって感じですね。あのPGLに載ってる両手挙げてるテテフかわいい。WCSでは現在5位ですが今後どうなっていくか見ものですね。あと2年後のGSでも強いみたいな話を聞くのでそれにも注目していきたいと思います。
WCS本番まで時間が無くなってきていて焦り始めています。春休み中になんとかまともな構築を組みたい。オフでも結果を残していけるように頑張りたいと思います。
以上